関東周辺 子供と温泉だよ 2008年4月草津温泉 1泊2日の旅 |
■はじめに 草津温泉は標高1200mでスキー場もある。スキー場があると言う事は冬には雪が積もる。 今回訪れたのは4月上旬。行く前から道路の「雪」が心配で、車から出したチェーンをまた車に積んだりした。草津温泉には坂もある。当然草津に行くには山道を走行する必要があり、その道路には途中7箇所もチェーン脱着所が設けられているほどである。その為、雪が積もると心配だし、道路凍結も怖い。 熱い温泉を使用して熱交換した温水や温泉の廃湯を道路の下に埋没させたパイプを通すことにより、草津温泉街の道路の多くは融雪されていている。でも4月1日に関東に雨が降った際には、草津は雪となり約15cm積もった。さすがに翌日も融雪されていない道路には雪が残ったようだ。 その後、除雪もされ、昼間の気温も10℃まで上がる季節だけに、小生が草津を訪れた際には、駐車場も車が走行したりする部分は雪や凍結無し。道路も雪や凍結はなく、ノーマルタイヤで訪れることが出来た。温泉街もノーマルタイヤで問題なしだった。 しかし、山の天気は変わりやすい。皆様がスキー場がオープンしている時期に訪れる際には、必ずチェーンを持参して欲しい。 でも、そんな4月上旬なので意外と草津温泉はすいていた。GWから秋は混雑するので、春の時期は狙い目かも知れない。 行程に関しては、関東にお住まいの方は特に必要性もないと思うが、もしかしたら参考になるかも知れないので記載しながらご紹介したい。 ■1日目 草津温泉に早めに到着 関越自動車道で草津を目指すわけだが、色々な方面から訪れる方も多いかと存じるので、鶴ヶ島JCTから記載する。 鶴ヶ島JCTを朝9:50頃通過。高坂SAでトイレ休憩を取った。 そして、関越道を北上したが、平日と言う事もあり途中渋滞はなしと思いきや、火災を起こしたトラックがあり、消防の消火活動などでその区間通過だけちょっと渋滞した。でも、渋川伊香保ICは朝10:40頃通過。前橋まで3車線なので走行もラクであった。 渋川伊香保まで練馬から乗っても距離は103kmなので、渋滞しなければ休憩なしで約1時間の距離だ。 ただし、ETC通勤割引を使う場合、練馬から渋川伊香保だと100kmをオーバーしてしまう為、割引にならない。練馬からだったら駒寄PAのスマートETCで降りれば距離は98.5km。駒寄スマートICで降りて一般道で渋川市役所方面へ進む方が得策である。 今回は定番どおり渋川伊香保ICから国道17号に出て、旧道17号に入り、鯉沢信号を左折して、国道353号に入った。 この辺りには金島温泉や小野上温泉など良い温泉もある。今回は草津を堪能したかったので寄らなかったが、同じ道で戻るのであれば帰る際に寄ってみるのも一考である。 途中「道の駅おのこ」で休憩。四万温泉に行く時なども、ここでは必ずトイレ休憩を取ってしまう。いつも早くお腹がすいてしまう子供のために、早めの昼食を取ろうと思ったがまだ11時前だったので食堂は準備中。待っていても時間が勿体ないので、先に進むことにした。 しかし、国道145号は、ちょっと交通量が多く、これまでとは異なりスピードが上がらない。その為、国道で中之条の街中を通過するのをやめて、吾妻川の南側を通る県道を西に進むことにした。さすがに県道は交通量が少なく、途中制限速度以下で走行するノロノロ車もあったが全体的には快適。そのまま進み、群馬原町駅のところで国道145号に戻った。 その先は、八ツ場ダム建設関係で途中対面通行もあったが、信号も少なく、交通量も少ない。 しかし、この八ツ場ダムは国土交通省直轄事業だけに問題だらけ。ダムだけの建設費も全国トップの4600億円以上、周辺整備など含めた総額は8000億円以上掛かるととも言われている。ガソリン税復活させるなら、このように巨額な税金投入先を先に見直すべきではないかと思うのは小生だけであろうか? また、ダムで水没する吾妻線線路を新しく作るなどお金が掛ける割には貯水量が少なく、約3970億円で2000年に完成した神奈川県の宮ヶ瀬ダムよりも少ない貯水量で、水利効果が充分なのかも疑問が残る。 最大の懸念は、草津の上がり湯として古くから利用されていた、自然湧出する川原湯温泉の共同浴場もダムにより水没してしまい、源泉は使用できなくなると言う。温泉街の旅館も移転する訳だが、廃業する旅館も多いと言う。 話がそれてしまったが、定番通り大津の交差点から草津道路・国道292号でいよいよ草津への登りに入った。 草津道路と言うと初めての方はカーブの多い「山道」を想像するかも知れない、しかし、草津道路から目指すとカーブがあっても急なカーブはあまりなく、道路も広めで途中登坂車線もあり、車に酔う心配も少ない。カーブが少ないということは意外と時間も掛からずに行けるので家族連れの場合は、湯の平温泉を経由する292号ではなく、草津道路の292号の方がお勧めである。 草津温泉街手前の道の駅「草津運動茶屋公園」には昼過ぎの12:20頃に到着した。渋川伊香保ICから草津まで約90分の所要時間であった。 草津運動茶屋公園で「そば」を食べたのだが、土産店の片隅に設けられた軽食風である為、座席数も少なく、平日と言うのにほぼ満席で混雑。今度草津で昼食を取る場合には工夫をする必要性を感じた。 そして、今回宿泊する草津温泉・白旗源泉のぬ志勇旅館を目指す。道の駅からは車で約5分。 この旅館のチャックインは13時からなので、今回13時に合わせて出発したのだが、ぬ志勇旅館には12:40に到着してしまった。当然、部屋にはまだ入れないが、旅館の配慮もあり、12:45には部屋に通して頂けた。もちろん、他の旅館でもチェックイン前に到着したら、車と荷物だけ預けて、散策に出ると言う方法も取れるが、今回は待たせて頂いて、部屋に入り、荷物の整理だけして、さっそく草津温泉街に繰り出す。宿のフロントに有料施設の割引券があったら、もらって行くと有料施設も少しは安く利用できる。 今回は出来る限り色々な源泉の湯に入るのを目標にして草津温泉街を散策した。 温泉街から西の河原を通り、万代鉱源泉の西の河原露天風呂に入浴。 そして、西の河原を戻り湯畑に出て、煮川源泉の大滝乃湯に入浴して15時30分頃、宿に戻った。 宿でも内湯、家族風呂、露天風呂と白旗源泉を堪能。ぬ志勇旅館は大規模旅館ではないので、部屋からお風呂も近く、階段こそはあるが、温泉に行くのが苦にならないので、何度でも入浴しやすい。しかも、宿泊客数も大人数にならないので、温泉浴室もすいている。湯畑もすぐ近くだし、高級感を求めなければ、大変便利で草津温泉を心ゆくまで楽しめる旅館である。 ■2日目 更に温泉入浴 朝食を済ませて、朝9時くらいにチェックアウト。ただし、荷物は宿に預けて買物に出るついでに、地蔵源泉の地蔵の湯に軽く入浴した。 そして、車に乗ったが草津の最後にもうひと湯と万代鉱源泉のベルツ温泉センターに入浴。それぞれ長湯をしない、子供には上がる際にシャワーを掛けるなど、草津温泉の入浴法を守った?のが功をなしてか、何回もの入浴を楽しめ、合計4種類の源泉に入浴できた。 帰りは、草津温泉のあがり湯と言うと怒られそうだが、成分の濃い「くらぶち相間川温泉」に入浴して昼食を取った。この温泉も茶褐色の強塩泉で、アトピーにもよさそうだ。 そして、高速に乗り帰途に着く。 しかし、途中トイレ休憩で乗り降りする度に、なんか車が臭い。硫化水素ガス(硫黄の臭い)が少しする。 最初は車内に草津温泉の臭いが残ったのかなとも思ったが、乗車中には換気もしているしそれはありえない。 どうも、到着した日と、帰りの日に、一時的とはいえ、白旗源泉の湧出場所から1〜2mの距離に、車を停車させていた為に、風向きにより温泉から発生する硫化水素ガスが車の金属部分などにまとわりついた=化合したようである。そういえば、旅館にあるシャワーの水道管などは、普段温泉水が直接かかりにくいのに、浴室に漂う硫化水素ガスのおかげて黒く変色していた。 幸い帰宅した夜から2日間強い雨になったので、硫黄臭はなくったが、3日目洗車をしに行ったのは言うまでもない。 今回の旅で意外だったのは花粉症がだいぶ改善されたこと。山に行くので花粉症が悪化すると考えていたのだが、草津温泉に入浴したことにより自然治癒力が高まったのか、花粉症にも効果があったのだろう。行く前は薬も効きにくいほど鼻が詰まった状態で、話しをしていてもカゼ声のようだったが、帰宅してからは花粉症がそんなに辛くない日々が続いた。 草津で購入した入浴剤「草津温泉ハップ」も入浴剤としては今まで使った中で最高と言っても過言ではない。乳白色の上、硫黄の臭いが浴室に充満するので、本当に温泉気分。肌もツルツルになり、翌日でもツルツル感が継続される。アトピーで苦しんでいるご家族にも良いだろう。硫黄の臭いがするので、換気は忘れずに・・。 今まで「温泉はほったらかし温泉が1番好き」と言っていた4歳の娘も、今回帰ると1番好きな温泉が「草津温泉」に変わっていた。ほったらかし温泉よりも広い露天風呂や硫黄の臭い、白い湯が気に入ったようだと皆様に報告したいところだが、日帰り温泉施設のほったらかし温泉にはない要素=旅館の部屋に泊まれたのが、1番好きになった要因となったらしい・・・。 でも、草津は本当に良い湯である。機会があれば、また訪れたい。 |