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 温泉水の色が白色系の白濁色温泉

 温泉のお湯の色が「白く見える」温泉で、白濁・乳白色とも呼ばれる温泉で、小生が実際に入浴したことがある白濁湯を集めてみました。

 蔵王温泉 おおみや旅館 山形  白濁した温泉は掛け流し
 登別温泉 第一滝本館 北海道  一部浴槽に白濁湯有
 鷲倉温泉 福島  細かい湯ノ花が豊富な白濁湯で掛け流し
 新野地温泉 相模屋旅館 福島  湯ノ花も見られる乳白色掛け流し
 喜連川温泉 喜連川早乙女温泉  栃木  朝はグリーン、夜は乳白色の掛け流し温泉
 さがみ湖温泉 うるり 神奈川  灰白濁する温泉は、加水あるも透明度約50cm 
 強羅温泉 やまなみ荘 神奈川  白濁する仙石原温泉供給
 強羅温泉 強羅館 神奈川  白濁する仙石原温泉供給
 仙石原温泉 湯遊の里 南甫園 神奈川  白濁する仙石原温泉供給
 乗鞍高原温泉 湯けむり館 長野  乳白色の温泉は透明度約30cm
 草津温泉 ぬ志勇旅館 群馬  白濁する白旗源泉使用
 草津温泉 大滝乃湯 群馬  掛け流しの露天風呂が比較的白濁
 芦之湯温泉 きのくにや 神奈川  一部浴槽が薄く白濁
 万座温泉 万座ホテル聚楽 群馬  硫黄ニオイも日本一で白濁
 万座温泉 万座プリンスホテル 群馬  白濁湯として有名

温泉ソムリエのちょっと解説

 白く濁った温泉は、もっとも温泉らしい雰囲気ですが、温泉の源泉が最初から白色になっていると言う事ではありません。
 温泉水が地中から地表に湧出して、温度や圧力が低下したところに大気に接したり、又は微生物の活動によって、 溶存成分の一部が沈殿したものが白っぽく見え、湯の花(湯ノ花、湯の華)と呼びます。
 基本的には白い沈殿物なのですが、入浴したりして拡散されることにより、湯の中に漂い、湯自体が白く見えるのです。その為、静かな湯船の場合、長い時間誰も入浴してないと透明の湯になっており、入浴して湯が暴れると白い沈殿物が拡散されて白く濁ります。
 沸騰点に近い高温泉では無水ケイ酸を主成分とする白色のケイ華。カルシウムを主成分とする中性泉では炭酸カルシウムの石灰華。硫化水素泉(硫黄泉)では淡黄色の硫黄を主成分とする湯の華(湯の花)。台湾の北投温泉や秋田県の玉川温泉などでは放射性物質を含む北投石(ほくとうせき)が白濁する要因となっています。
 極端な話をすると、白濁していると言う事は、お湯を冷ます過程に距離がある、源泉から湯船が遠い、お湯の時間がかなり経過しているなど、お湯が酸化した=お湯が新鮮ではないとも言えます。
 よって、源泉から比較的短い距離で注がれているような湯船の場合には、まだお湯が充分に酸化しないので、透明に近いことがあり、ほぼ透明なお湯の温泉でも、排水された湯は時間がたったことにより白濁していると言うところもあります。
 なお、新鮮ではないからお湯が汚いと言う意味ではありませんので、誤解の無いようお願い申し上げます。



硫黄のニオイは心筋梗塞防止になる

 最近の研究により、硫化水素を吸引すると心臓の細胞の老化を抑え、心筋梗塞の悪化を防ぐ働きがあることが分かりました。
 そうです。あの、卵が腐ったような温泉の臭いですね。


 


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