関東周辺 子供と温泉だよ 2008年3月
 伊勢神宮・鳥羽と答志島 2泊3日の旅


はじめに

 もしかしたら、伊勢神宮参詣を計画される方にもご覧頂けるかも知れないので、旅行中の時間計算がしやすいように、時系列(所要時間)も記載しながらご紹介する。

 今回は車で伊勢まで行くという事で、東名を浜松ICで降りて伊良湖から鳥羽に伊勢湾フェリーで渡る経路を選択。旅行会社の東京から伊勢へバスツアーで行く際にも使われる標準的な経路だ。
 カーナビで道順を自動設定させると、伊良湖へは豊川ICからの道路が選択されやすいが、豊橋市内を通るのと渋滞に巻き込まれやすく、東京方面から伊良湖を目指す場合は浜松ICからの方が早くて安いし、途中、浜名湖の景色や遠州灘も見られて良い。
 本来ならETCの通勤割引が効く時間に東名に乗りたいところだったが、この日は午前中ちょっと用事があり遅めの出発。そのような理由から、何時に現地に着けるかわからなかった為、1泊目は夕食なし・朝食付プランで宿泊予約を取っていた。

1日目 伊勢湾フェリーで鳥羽に行き安楽島温泉に宿泊 

 東名高速道路 横浜ICから厚木ICは多少渋滞していたが厚木IC通過 11:50。以後は快調で、途中、富士山の東にある駒門PAでトイレ休憩。あいにく雨が結構降っており、富士山はおろか周辺の山々すら見えない。そんな悪天候の中、ひたすら東名を西に走り、高速を降りる前の遠州豊田PAでトイレ休憩を取り、伊勢湾フェリーの運航状況を確認。ドシャブリのような雨は降っていたが定刻通り船が出ているとのことなので、浜松ICを14:15に降りる。名古屋経由にならなくて良かったと一安心。
 浜松ICからは国道1号に出て、昔は有料道路だった浜名バイパスを目指す。バイパスに入るまでは交通量もあり信号に良く引っかかるが、現在は無料のバイパスに入ってしまえば制限速度も80キロで高速並に潮見坂まで快適に走行できる。途中、浜名大橋から浜名湖や太平洋を見れ景観も良いので、同乗者にも好評だ。
 潮見坂からは国道42号に入り、みちなりに進むと伊良湖。ただ、国道42号沿いにはトイレ休憩取れる施設がコンビニ程度なので、高速を降りる前にトイレ行っておく事がポイント。
 進むにつれて交通量もだんだん減り、伊良湖岬が近づくと断崖絶壁の海岸や砂浜も見え景色も素晴らしい。
 事故渋滞もなく順調だったので、伊良湖のフェリーターミナルには15:30頃に到着した。浜松ICから約90分〜100分と言ったところか。ただ、船のタイミングが悪く、次の出航時間は16:30だったので約1時間時間が空いてしまったが、乗船を考えると40分程度の余裕であり、このくらい余裕があった方が安全運転には良いし、ドライバーの休息にもなる。
 フェリーに乗る順番の場所に車を止めて、すぐ近くにある乗船券発売所に車検証を持参し、乗船券を買う。今回は帰りも乗る予定なので往復割引券を購入。クレジットカードが使えたのでカード払いし、少しターミナル内をブラブラして時間を潰す。
 出航時間の15分前に船が到着。その前に車に戻っておいて、係員の指示に従い船に車ごと乗り込む。ポイントとしてはフェリー出航時間の20分前には船着場に車で到着しておく事。ただし、乗船する車が多いと満車で乗れない事もあるので、土日は早めに到着するのが良い。なお、バイクは10台程しか乗れないとのこと。大人数でのツーリングなどの際には注意が必要なようだ。
 なお、伊勢湾フェリーはスタビライザー(横揺れ防止装置)がついているので、伊勢湾を横切る際にもほとんど横揺れはしない。ただし、波が少しあると前後に多少揺れる事がある。酔いやすい方は船の真ん中の席に座ろう。
 途中、2泊目に行く答志島を右に見て、鳥羽港に17:25入港。
 旅館を夕食なしで予約していた為、鳥羽駅近くの佐田浜港・市営第一駐車場に止めて、鳥羽一番街の3F「味佐々」で食事。旅館で食べるよりは、このように食事店で海鮮料理を食べた方が安いのも事実。
 しかし、知らなかったのだが、この鳥羽一番街、閉館時間が早い・・。この日は18時閉館だったようで、食事をしていると終わりの音楽が放送されてきた。少し急いで食べて、この日の宿泊地、安楽島を目指す。安楽島は今は干拓されて陸続きになっている。
 鳥羽駅から安楽島は車で約5分の距離。海乃海女に宿泊。部屋に着いたら、さっそく館内の温泉に入りに行く。ちょうど食事の時間帯だったので、お風呂もすいていた。

2日目 伊勢神宮外宮・内宮参拝して答志島温泉へ

 本来ならゆっくりチェックアウトしたいところだが、伊勢神宮はとくにかく駐車場が混雑するので、朝7時に朝食をお願いし、朝8時頃安楽島を出発し、伊勢神宮を目指す。
 伊勢二見鳥羽ライン(有料道路)を通過して、伊勢ICで降りる。伊勢二見鳥羽ラインはETCが使えないので、200円準備が必要。なお、伊勢IC付近にはジャスコがあるので、何か急に必要なものがあったらジャスコで購入もできる。朝の通勤時間帯であったが、渋滞には巻き込まれなかった。
 お伊勢参りの古来からのならわしとして正しい順番=外宮(げくう) → 内宮(ないくう)で回るのに習って、最初外宮を目指した。鳥羽から外宮まで自動車で所要30分といったところ。
 外宮の駐車場はわかりにくいが、北御門近く(伊勢市本町16番地の向い)にあり無料で止められる。駐車場に止めたら、バス停の方まで歩き、豊受大神宮(外宮)を最初目指した。内宮は仕事などでこれまで3回訪れた事があるが、外宮は初めてである。内宮同様に立派な建物だ。そして、風宮、多賀宮、土宮も参拝し、駐車場に戻る。外宮内の参拝所要時間は約50分といったところ。
 そして、来た道路を戻るような形で、車を内宮へと向わせた。内宮の無料駐車場は宇治橋の近くにあるが、観光バスなど中心の駐車場なのですぐに満車になる。満車になると、宇治浦田町の交差点からの国道23号は駐車待ちの車が繋がり大渋滞となる。タクシーなどは乗せた客を早く宇治橋近くに送ろうと反対車線を逆走して危険極まりない。
 小生が訪れた日は平日だったが、到着した朝9時30分頃はギリギリ駐車できる場所があったといった状況。朝10時以降や土日は浦田橋の所にある市営駐車場(有料)を目指した方が結果的に早く参拝でき無難なようだ。浦田橋から内宮の宇治橋までは徒歩約15分掛かるが、赤福本店などが並ぶ「おはらい町」を通るので、それなりに楽しめる。
 なんとか駐車できた我々は宇治橋を渡り、皇大神宮(内宮)をまず目指した。宇治橋から内宮の社殿までは片道徒歩約15分程掛かる。途中、五十鈴川のほとりに出て、1692年に寄進されたと言う川岸の石畳(御手洗場)にて、川の水で手を洗い清めてから内宮をお参りした。
 さすがにツアー客も多く、また外宮より若者も多い。20歳前後か?派手な服装の茶髪カップルの2人連れは、内宮(社殿)の入口まで来ても建物を一目見ただけで、罰当たりにもお参りもせず、そのまま帰り道に進み、歩き疲れたと内宮近くの大木の下で座っている始末・・。何をしにわざわざ内宮まで来たのであろう?
 伊勢神宮は紀元前(約2000年前)からあったとされ、現在年間700万人が訪れる、日本全体の神様で、日本民族の神でもある天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭っている。
 20年に1度の社殿建て直しを1300年間ずっと行ってきているが、次の遷宮の予算は550億円。そんな日本で一番えらいとも言える神社での若者の行動は余りにもお粗末過ぎる。神様が見たらさぞかし日本の将来を嘆くであろう。
 今回は内宮にある別宮の荒祭宮と風日祈宮、子安神社もお参りした。所要時間はすべてで80分といったところ。おかげ横町も歩くのであれば、更に時間が必要である。
 今回はおはらい町の赤福本店に寄って10個入り赤福8箱購入。店内でお茶と赤福を食べる人も大盛況となっている。
 購入した赤福はのちに食したが、やわらかくておいしい。昔買った時には、当たりはずれと言うか、おもちが硬い時があった。恐らく、その時は冷凍していたのに当たったのだろう。
 更に11時の開店時間を狙っておはらい町の奥野屋で「伊勢うどん」を食べた。伊勢うどんは、うどんなのだが、おつゆがほとんどないうどんである。昔、この辺りは水が貴重だったのかとも考えたが、恐らくは、多くのお伊勢参り客にうどんを提供するのに、沸騰させた熱いお湯が大量に用意するのが困難だった為、お湯がほとんどない うどん にしたのではなかろうかと勝手な想像をした。
 朝11時30分頃、内宮の駐車場を出ると、国道23号の反対側は駐車場に向う車で大渋滞。まだ動いていれば良いが、車列は全く動いていないように見える。気の毒にと思いつつ通過して、伊勢神宮を離れたが、すぐ近くの猿田彦神社の駐車場に入れて、猿田彦神社お参り。
 この後、伊勢別宮の月讀宮と倭姫宮にも寄った。
 そして、伊勢スカイラインを伊勢から鳥羽に抜ける。伊勢湾フェリーの船内で2割引券を確保していたのを使用して980円。割引券はHPからでも印刷できるので、事前に割引券を確保しよう。
 途中、九鬼嘉隆が逃げ込んだとされる朝熊岳金剛證寺近くの展望台で休憩。伊勢湾の景色が素晴らしい。そのままゆっくり朝熊山を下って、鳥羽にて佐田浜の市営駐車場に車を止めた。
 今晩お世話になる答志島温泉の寿々波には、鳥羽から定期船で渡る必要がある。定期船は地元の方などが言わば路線バス代わりに利用している唯一の交通手段である。 
 佐田浜15:05発の答志行きの鳥羽市営定期船まで少し時間があったので、佐田浜の港湾センター(キップ売り場)で時間を潰す。港湾センターからはイルカ島への船や、近鉄の観光船がひっきりなしに出航・入港していた。
 鳥羽から答志島への定期船は、中之郷→佐田浜→→→答志島和具→答志(終点)の順で進む。すなわち、始発は中之郷駅よりちょっと南の港(中之郷桟橋)となる。運賃は中之郷から乗船しても、佐田浜から乗船しても、和具で降りても終点の答志で降りても変わらない。よって、電車で訪れたなら、始発の中之郷から定期船に乗った方が良いだろう。佐田浜で乗る時には座席が結構埋まっている場合がある。
 答志島の寿々波は和具で下船する。出迎えはないと想像していたのだが、下船すると桟橋に出迎えの旅館従業員がいて、ワゴン車で旅館に送迎してくれた。そのワゴン車もギリギリ通れるような家屋の壁に挟まれた狭い道を進むが、歩いても3分の距離なのですぐ到着。
 夕食は伊勢海老つきの海鮮料理。寿々波の温泉に関してはレポートをご覧頂きたい。

3日目 鳥羽水族館

 船の時間の関係で朝7:30に朝食を取り、8:30頃チェックアウト。寿々波はクレジットカードが使えないのが難点だが、離島の温泉宿はやはり情緒があって良い。
 和具の桟橋付近には2軒ほどの海産物店が朝から営業していた。輸送費が掛かってないからだろう。ワカメやアジのひらきがとても安い。買物をしながら、8:45発の船に乗る。旅館の女将も桟橋まで見送りに来ていた。(失礼ながら最初は、鳥羽に用事でもあり同じ船に乗るのかと思った・・。)船は、鳥羽の病院に行く地元の方なども乗っており、ほぼ満員状態。
 鳥羽の佐田浜に着いて前日に車を止めた市営駐車場に向かう。チェックアウトの際に宿で駐車券を見せて、駐車料金が無料になる引換証をもらっていたので、駐車料金は無料。
 さて、最終日となったこの日は鳥羽水族館に行った。佐田浜港から鳥羽水族館の有料駐車場までは車で約5分と近い。
 鳥羽水族館は世界屈指の水族館で、水族館としては日本一の入場者を誇っている。世界で唯一飼育されているジュゴンもいる。
 ただ、鳥羽水族館は割引と言うものが少ない。JAF割引もない。かろうじてJTBの割引を使用しても単独では大人100円しか安くならない。色々と他の施設も利用できるセット割引券にすればお得感はあるが、他の観光施設も利用すると丸1日必要となるので現実的ではない。でも、すぐに割引と言うのは経営上良くないことなので、割引をほとんど行っていないと言う事は、経営的にも優良な施設と言え、人気がある事がそこからも推測できる。
 鳥羽水族館はいわゆる入口から一方通行で見るような見学コースになっていない。動物園のように好きなフロアを好きな順番で見るシステムだ。全部を見る為には所要2時間以上必要だが、言い換えれば1時間しか取れなくても好きなフロアだけを見れる。ただし、ショーを見ればさらにその時間が必要となるので、ある程度事前にショーの時間を確認して計画を立てると良いだろう。
 セイウチショーは関西風のノリもあって、皆様爆笑していた。セイウチにもタッチできる。アシカショーは、うまくアシカくんが演技をやらなくカットされた種目もあったが、子供に帰宅後、今回の旅行で何がよかった尋ねたところ「アシカショー」と言っていたので一番の思い出となったようだ。
 お昼を鳥羽水族館のレストランで食べて、12:50発の伊良湖行き伊勢湾フェリーに乗る。
 伊勢湾フェリーは事前予約もできるようになったようだが、よっぽどゴールデンウィークなどでない限りは予約はいらないだろう。東京湾フェリーが約100台の車を収容できるのに対して、伊勢湾フェリーは約50台なので、確かに土日は混雑するようだが、早めに到着すれば乗れるだろうし、時間にゆとりがあった方が安全運転にも良い。
 鳥羽から伊良湖行きは途中少し波があり、船内放送で「気分を害しましたらトイレ付近にビニール袋が・・」と案内されるほど、船が縦に揺れた。
 そして、帰りは浜松の温泉に入浴すると言うひとひねりを加えた。温泉についてはレポートをご覧頂きたい。
 磐田ICを夕方17時過ぎに入り東名に乗る。磐田から95.9kmの途中富士川SAのスマートETCで一度出て、違うETCカードを挿入してUターンし、またETCを入った。これで、磐田→富士川SAがETC通勤割引(100km未満)で\1350。富士川SA−厚木ICが92.5kmでETC通勤割引\1300となる。
 もし、ETCでも富士川SAで降りなければ、通勤割引にはならず磐田−厚木\4450掛かる。\4450→\2650なので、3人分の夕食代が浮くというもの。このような時のために、小生はETCカードを2枚所有している。
 ただ、帰りは浜松の温泉を出てから疲れが出たのか、花粉症が悪化したのか、気分が悪くなり軽い吐き気が・・。食欲もなくなり、夕食は掛けうどんを1杯食べただけ。帰りの東名の運転は正直辛かった・・。
 


関東周辺 子供と温泉だよ