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 初めて民宿に泊まる
 民宿利用マナー 民宿宿泊心得



民宿の利用マナー

 「民宿」と言うのは、その名が示すとおり、「民家の宿」と言うことで、旅館やホテルと違った利用マナーが存在する。
 元々は、農家や漁業などを行っている地方の民家の一室を、旅行者が宿泊する為に提供したものが民宿で、基本的にはその建物に住んでいる方がいて、その自宅の部屋の一部を開放しているのが民宿なのだ。
 その為、宿泊客が泊まる寝室を除いては、廊下や、お風呂、洗面所やトイレなどは、その民家で生活する経営者や家族と、宿泊客が共有する設備になっています。
 ただ、最近の民宿は、自宅を改造したり、元々民宿経営が目的で建物を建てたりする場合が多く見られる。
 また、個人のプライバシーを重視するホテルと異なり、経営者と気軽に話ができたり、接する場があったりなど、民宿独特の良い面もある。
 

 <宿泊料金>

 日本の民宿の宿泊相場は、1泊2食付で大人1人6500円〜8000円。2名だから割高と言う料金設定の民宿は少なく、何人で泊まろうが固定料金と言う場合が多い。
 また、需要にもよるが宿泊客が多い土曜でも料金が高くならない場合がある地域も多い。

 <予約>

 基本的には予約が必要。理由としては、食事の為の食材の用意などがある為。
 ただし、当日、直接訪れても、受入が可能であれば宿泊はできる。(旅館やホテルと同様)
 インターネットやメールからの予約が可能であれば、必要は無いが、電話で予約する場合、いくら24時間受付と記載があっても常識ある時間帯に電話して予約を取りたい。電話してはダメな時間帯は、夜間から朝10時、夕方16時〜20時。民宿も忙しい時間だったり、睡眠を取っている時間なので避けよう。
 手広く経営している民宿であれば、旅行会社やインターネット予約が可能だが、通常は地元の民宿組合などを通じて探す方法が一般的。旅行会社を通じても予約できる。

 <チェックイン(到着)>
 
 基本は旅館と同じ。だいたい15時から部屋に入れる。ただし、通常であれば17時までには到着したい。夕食の提供時間が決まっているからだ。
 素泊まりや朝食のみと言った場合には、遅いチェックインも可能だが、事前に宿の受入可能時間を確認する必要がある。
 民宿の方や、他の宿泊者に通路で会っても、気軽に「こんにちは」「こんばんわ」「おはようございます」と挨拶すれば、お互い気持ちよく過ごす事ができる。
 もし、渋滞などで民宿に報告していた時間よりも、遅くなる場合は必ず時間前に電話で遅くなる旨を伝えよう。民宿側も心配して到着を待っているし、到着が予定より遅いと無断取消しと見なされ、最悪宿泊できない場合もある。旅館やホテルも同様だ。

 <部屋や備品>

 多くの民宿は、宿泊客の部屋のカギを旅館と同様に渡してくれるが、古い屋敷や古民家などの民宿の場合、部屋の鍵が無い場合もある。
 旅館との一般的な相違点は、洗面所やトイレは民宿の場合、部屋にあることはまず無く、廊下などに共用トイレや共用洗面所がある。
 エアコンや冷房機、テレビなどの家電製品が部屋に設置されている場合、無料利用できる民宿も多いが、1時間100円が必要な民宿もある。
 基本的に歯ブラシと小さなタオルが無料で付く。ただし、歯ブラシは1回用であったりするので、歯の健康に気を使っている場合、歯ブラシを持参した方が良い。男性用の髭剃りは販売すらない場合が多いので、ヒゲソリは必須。
 大人用の浴衣は備え付けがあるが、子供は、子供料金支払い対象でも子供用浴衣や歯ブラシなどが付かない場合が多い。
 普通のタオルくらいはあるが、バスタオルは貸し出しもないので、持参必要。
 部屋の布団は、自分で敷く。朝には自分で布団を片付けるが民宿の基本。
 ドライヤーは洗面所にある場合が多いが、火力は弱い場合が多い。自分でドライヤーを持参した場合は、民宿のブレーカーを落とさないように注意。

 <食事>

 食事つきで民宿に泊まる場合、食事は、大広間や食堂での提供となり、他の宿泊客と一緒に食事を取る。
 食事開始時間が、だいたい民宿側により決まっている。家族総出で食事を作ったり、運んだりするからだ。その時間に席につかない場合、食事を取れないと考えてよい。
 普通であれば、夕食は18時〜19時前後から、朝食は7時〜8時前後からとなっている。
 どうしても到着が遅くなる場合などには、民宿に相談すると変更可能な場合もあるが、夕食なしのプランで予約して、外で食事してから民宿に入れば、気兼ねないだろう。
 夕食の際には、瓶ビールなどのお酒を追加注文できる場合が多い。
 食事の量的には普通の人がお腹一杯になる程度。夕飯時、ご飯のおかわりくらいはできる。宿泊料金にもよるが旅館の食事よりは見劣りする。ただし、料金が高い宿泊プランなどの場合、夕飯時にはそれなりの豪華な料理が出る。朝食はほぼ全室同じ内容での提供。
 早朝にチェックアウトする際には、チェックインの際にその旨申し出て、朝食付の場合、おにぎりなどに変更できないかなど相談すると良い。ただし、要望が100%通るとは限らない。
 また、民宿のロビー付近にはジュースやビールの自動販売機がある場合が多い。なお、お菓子やジュースくらいの持ち込みは大目に見てくれるが、持参物のゴミは持ち帰りたい。

 <お風呂>

 民宿のお風呂は小さい家庭用であることがある為、大きくわけて2つの利用パターンに分かれる。
 1つは、空いていれば(誰も入浴していなければ)入浴できる。中からカギを閉めて入浴するケース。いわゆる家族風呂になり、民宿によっては部屋ごとに入浴時間を割り当ている場合もある。
 2つ目は、銭湯のように宿泊客の何名かが同時に入浴できる広さのお風呂のケース。旅館の大浴場の縮小版と考えれば良い。
 設備は最低限だが、石鹸やシャンプーくらいはある場合が多い。
 男女別の風呂場があっても当日の宿泊人数によっては、片方しかお湯を入れてないと言う場合もある。
 お風呂などは民宿の家族(経営者)も使用する場合が多い。
 脱衣所にだいたいドライヤーもあるが、ブレーカー遮断防止のため、出力は弱いドライヤーが多い。

 <チェックアウト>

 チェックアウトの時間は、だいたい旅館と同じで最長で朝10時までと言う場合が多い。
 宿泊料金の支払いは、到着時の場合もあれば、帰る際と言う場合もある。ただし、現金支払いが基本。

 <民宿利用の子供マナー>

 旅館やホテルと違って、民家なので、壁は薄く、床も厚くないので、防音対策は無しと思ってよい。
 自宅で過ごすように「音」を出しては、他の宿泊客や、階下の経営者家族の睡眠を妨害することになる。大人でもマージャンやドンチャン騒ぎなどはもってのほか。
 子供には部屋で大声を出したり、走ったりしないよう、自宅よりも静かに過ごすように目を配るのが、親としての勤めであり、利用者のマナーとなる。

 <民宿ポイント>

 用意されているか不透明な事が多いので、ヒゲソリ、ブラシ、歯ブラシ、バスタオル、子供用パジャマくらいは持参すると良い。
 民宿によってはヒゲソリの自動販売機がある場合もあるが、持参したほうが無難。
 他のページでも触れた事があるが、小生は、旅館でもホテルでも部屋に入ったら、まず最初に家族に「非常口」を確認させている。非常口の事前確認はとても重要。逃げる必要が生じてから、非常口はどっち?と探しては、1秒・2秒を争う際、大変な時間の損失となってしまう。映画館を利用する際などにもオススメしたい。

 


 >日帰り温泉の入門編


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