山梨県 奈良田温泉 南アルプス邑町営 奈良田の里温泉 ★★★★★ 地図 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
■温泉浴室に入るとプーンと心地よい硫黄の香りがした。 内湯しかないが、42.2℃の源泉が最初に注がれる高温浴槽と、そのこぼれ湯となる低温浴槽の2つがあるが、源泉が42.2℃なので全体的にぬるめ。長湯するには良く、浴室内は昭和59年開設してからそのままのヒノキ造り建家で「秘湯」の赴きもある。 洗い場にはシャワー設備はあるが、脱衣所にはドライヤーがないので注意。 ※写真は施設HPより拝借 ■温泉ソムリエより一言 飲むこともできる源泉は硫黄の臭いがわかる。 42.2℃の源泉は遠い昔から「自噴」しており、毎分40リットルと少ないものの、非加熱・加温なし・加水なし・消毒なしの全ての浴槽が100%源泉掛け流しとなっており、オーバーフローしている。 肌がスベスベになる奈良田温泉は糖尿病やじんましんにも大変効果があると言われている。飲泉すると血糖値が下がるが飲み過ぎないように注意。 ■歴史 奈良田温泉は病気がちだった女帝・孝謙天皇(こうけんてんのう、718年〜770年)が退位した758年にこの地を訪れ、地元の人々は「奈良王様」ともてなしたと言う。文献によると20日間湯治して病は治ったが、気に入った孝謙天皇は更に8年間も滞在した言われている。その為「女帝の湯」「秘境の霊湯」とも呼ばれる。 奈良王さまが住んだ場所である王平から早川の河原までの七段の段丘になっており「奈良は七条、ここは七段、この地も奈良だ。」と言う事で奈良田と言う地名になったとされる。 実際になら田と言うのは、ならした田んぼの意味である可能性が高く、孝謙天皇が本当に奈良田にやってきたのか信憑性を確かめるすべはない。 明治初期まで他村の者との結婚は許されず、奈良田独特の方言を話す隔絶された村だったらしく、現在は集落に約60人が住む。 ■施設 古い民家のような施設が管理棟。受付窓口で料金を支払うと、ロビーに100円が戻る式の貴重品ロッカーがある。 廊下を奥に進むと、ちょっと坂になった渡り廊下があり、登ってすぐのところに男女別浴室がある。 脱衣所は箱式のロッカーでカギや扉はない。 料金は1回入浴のみで休憩室利用ができない。(食堂利用は可能で、券売機の食券式。) 休憩室(和室)利用だと入浴料込みで大人1500円(小学生500円)だが、こちらは何回でも入浴可能。 |
■子供ポイント 幼稚園児まで無料なのはうれしい。浴室などは滑りやすいので注意。 ■アクセス 地図の場所が目的地。 JR身延駅からバスで行くには約1時間30分も乗車するだけでなく、1日4本なのでちょっと厳しい。 奈良田に行く県道を延々と進み、奈良田ダムが見えるとまもなく到着。国道52号から奈良田まで道路は交通量も少なく概ね良好だが、一部、道が狭いところもあるので前方を良く注意して安全運転を。 駐車場はないので、県道沿いにある奈良田板葺民家の無料駐車場に車を止めて、坂道を約170m登ると木造瓦葺の温泉施設への階段がある。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||